★ ARNKAメール報第103号 2008.07.12
■ タイ人拉致被害者の誕生日寄進式が盛大に終了 ■


 タイ人拉致被害者アノーチャー・パンチョイさん(1954年7月12日生)の満54歳の誕生日寄進式が、本日2008年7月12日夜に、タイ・チェンマイ県サンカンペーン郡のアノーチャーさんの実家で挙行されました。

 誕生日寄進式とは、仏教国タイの伝統的な仏事のひとつで、誕生日を迎えた人の安寧を家族や親類縁者全員で仏様に願うというものです。

 近隣の寺の僧侶を招き、アノーチャーさんの家族親類をはじめ、チェンマイ県次官(副知事に次ぐナンバー3)、近隣の住民、アノーチャーさんの同級生、タイ人の拉致解決支援者など、約50人が参加しました。

 実家の伝統的な高床式の家が一杯になる盛大な式になりました。

 式を行った実家の広間には、翌13日から17日までチェンマイ市内のスワンドーク寺院で行われる「タイ人拉致パネル展」用のパネルも掲示され、拉致の経緯、実兄スカムさんが家族の心境を吐露した手紙、日本・韓国・ルーマニアの拉致被害者家族からのアノーチャーさんの誕生日にあてられた手紙、タイ人有識者として拉致問題に取り組むスラット・ホーラーチャイクン チュラロンコン大学政治学部副学部長の手紙などが掲示されました。

 タイの有力紙と国際通信社の取材が入りました。

 アノーチャーさんの実兄であるスカムさんは、寄進式に当たっての思いを本会に語り、「今日の寄進式の灯は、北朝鮮で拉致後30回目の誕生日(注:アノーチャーさんは1978年にマカオから拉致)を迎える妹に、家族の思いを送るための灯だ」と述べました。

 寄進式で展示されたパネルや手紙は、明日13日(日)から17日(木)まで、チェンマイ市内の仏教寺院の名刹である「スワンドーク寺院」の大伽藍(本堂)で行われる、「タイ人拉致パネル展」(本会主催)で展示されます。

 パネル展は、大伽藍の開堂時間にはどなたでも無料でご覧いただけます。

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1.タイ人拉致被害者アノーチャー・パンジョイさん個人史
  (タイ語版・英語版・日本語版)
2.北朝鮮拉致問題に関するタイ外相インタビュー記事日本語訳[2006年2月]
3.タイ人拉致被害者実兄の思い
  [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙]
  (タイ語版・英語版・日本語版)
4.タイ外務省ウェブサイトの北朝鮮紹介ページ日本語全訳
  [タイ-北朝鮮関係の基礎資料]
5.タイ−北朝鮮貿易額統計2001−2005年
  [タイは04年より北朝鮮の対外貿易高第3位](タイ語版・日本語版)
6.日本の北朝鮮人権法タイ語訳
7.タイ人拉致問題パンフレット[A4両面三つ折用](タイ語版・英語版・日本語版)
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