★ ARNKAメール報第112号 2008.10.05 |
■ タイ国内の北朝鮮難民キャンプ建設についてタイ外務省がリリース ■ ?9月末に、韓国の李明博大統領が北朝鮮難民(脱北者)の脱出が多いモンゴル・ロシア・タイに脱北者のための難民キャンプ設置を指示し交渉しているという報道が韓国でなされました。 ?この件について、タイ外務省は2008年10月1日に次のような外務省リリースを発表しました。 ?以下に全訳を紹介します。 ソース:タイ外務省ウェブサイト ?タイ語: http://www.mfa.go.th/web/200.php?id=20810 ?英語: http://www.mfa.go.th/web/35.php?id=20810 (全訳文) ?韓国のある国会議員が語ったとされる、韓国政府が、タイに違法密入国した北朝鮮人のためのキャンプのタイ国内への建設をタイ政府に提案するのを検討中であるという件、及び、韓国の李明博大統領がモンゴル及びロシア国内でのキャンプ建設を見極めるように指示したとされる件について、タイ外務省には2008年10月1日に多数のマスコミから問い合わせがあった。 ?この件で、タイ外務省のウォーラデート・ウィーラウェーキン広報局副局長(局長代行及び報道官代行)は、マスコミの問い合わせに対して次のような回答を行った。 1.タイ政府は難民キャンプの建設について、韓国政府といかなる合意も協力も行っていない。 ?また、報道されている内容からは、韓国大統領府・統一省・外交通商省がいずれもこの件を否定している。 2.違法入国者に対する取り扱いは、「1979年タイ入国者法」において明確である。タイは密入国者を法規と人道に従って取り扱う権限を有する。 3.タイは、タイに密入国して留まっている北朝鮮人が、タイ入国者法に違反した密入国者であると見なす。タイの法規に従い、他の違法密入国者と同様に取り扱われなくてはならない。 ------------------------------------------------------ ARNKA(アーンカ)メール報の定期受信は本会までメールでお申込下さい。ARNKA メール報が不要の方も同様にご連絡下さい。 ------------------------------------------------------ ARNKA配布資料 メールでお申込下さい。添付ファイルでお送りいたします(無料)。 1.タイ人拉致被害者アノーチャー・パンジョイさん個人史 (タイ語版・英語版・日本語版) 2.北朝鮮拉致問題に関するタイ外相インタビュー記事日本語訳[2006年2月] 3.タイ人拉致被害者実兄の思い [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙] (タイ語版・英語版・日本語版) 4.タイ外務省ウェブサイトの北朝鮮紹介ページ日本語全訳 [タイ-北朝鮮関係の基礎資料] 5.タイ−北朝鮮貿易額統計2001−2005年 [タイは04年より北朝鮮の対外貿易高第3位](タイ語版・日本語版) 6.日本の北朝鮮人権法タイ語訳 7.タイ人拉致問題パンフレット[A4両面三つ折用](タイ語版・英語版・日本語版) ------------------------------------------------------ ARNKAの活動は支援者の皆様の寄付で賄われています。 拉致問題の一刻も早い解決のために皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。 ご寄付の振込先 口座名義:TOMOHARU EBIHARA(ARNKA) 銀行名:The Siam Commercial Bank 支店名:Payap University Sub Branch 口座番号:802−2−06137−3 ------------------------------------------------------ The Association for the Rescue of North Korean Abductees, Chiangmai(ARNKA) 北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ 代 表 海老原 智治 (Tomoharu EBIHARA) Thai-Japan Center, Payap University Super Highway RD., A.Muang Chiangmai 50000 Thailand infoarnka[@]gmail.com メール送信の際はかっこを外して下さい。 ------------------------------------------------------ |