★ ARNKAメール報第117号 2008.11.07 |
■ ルーマニア人拉致被害者家族の救援団体と本会が提携合意 ■ ルーマニア人拉致被害者ドイナ・ブンベアさんの実弟で、ルーマニア在住のガブリエル・ブンベアさんは、2008年5月中に、拉致被害者の救出とその家族の支援を目的とするルーマニアで初の救援団体"Humanitarian Association for Saving the Kidnappings Victims and Searching Missing Persons Doina Bumbea " (略称: H.A.S.K.V.S.M.P. -Doina Bumbea)を現地で設立しました。 本会は、2008年11月初に H.A.S.K.V.S.M.P. -Doina Bumbea との協力提携に合意しました。 提携合意を通して、ルーマニアの家族の新しい活動を支援すると共に、今後、タイ・日本・韓国・ルーマニアの家族会及び支援団体の相互連携による拉致解決への働きかけが、より一層強化されることが期待されます。 ガブリエルさん設立の救援団体は、今後、世界の北朝鮮拉致被害者の救出を実現するための働きかけを行ってゆくと同時に、ルーマニアに二度と実姉ドイナさんと同じ悪夢を見る人が現れないように、ルーマニア人に起った北朝鮮以外による拉致・誘拐被害者の救出と被害者家族の支援を目指してゆくとのことです。 ガブリエルさんの実姉ドイナさんは、タイ人拉致被害者アノーチャー・パンチョイさんと同じく、チャールズ・ジェンキンスさんの貴重な証言からその存在が明らかになった拉致被害者の一人です。 ドイナさんはルーマニアからイタリアに渡り芸術家を目指していた1978年に、日本で個展を開催してやるとだまされて北朝鮮に連れて行かれました。北朝鮮では元米兵であるジェームス・ドレスノク氏の夫となりましたが、1997年にがんのために北朝鮮で死去したことがジェンキンスさんから証言されています。 (夫で元米兵のジェームズ・ドレスノク氏は現在も北朝鮮在住。) ドイナさんとドレスノク氏の間には、北朝鮮で生まれた子息(ガブリエルさんの甥)がおり、現在もドレスノク氏と共に同国内に居住していると見られています。 ------------------------------------------------------ ARNKA(アーンカ)メール報の定期受信は本会までメールでお申込下さい。ARNKA メール報が不要の方も同様にご連絡下さい。 ------------------------------------------------------ ARNKA配布資料 メールでお申込下さい。添付ファイルでお送りいたします(無料)。 1.タイ人拉致被害者アノーチャー・パンジョイさん個人史 (タイ語版・英語版・日本語版) 2.北朝鮮拉致問題に関するタイ外相インタビュー記事日本語訳[2006年2月] 3.タイ人拉致被害者実兄の思い [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙] (タイ語版・英語版・日本語版) 4.タイ外務省ウェブサイトの北朝鮮紹介ページ日本語全訳 [タイ-北朝鮮関係の基礎資料] 5.タイ−北朝鮮貿易額統計2001−2005年 [タイは04年より北朝鮮の対外貿易高第3位](タイ語版・日本語版) 6.日本の北朝鮮人権法タイ語訳 7.タイ人拉致問題パンフレット[A4両面三つ折用](タイ語版・英語版・日本語版) ------------------------------------------------------ ARNKAの活動は支援者の皆様の寄付で賄われています。 拉致問題の一刻も早い解決のために皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。 ご寄付の振込先 口座名義:TOMOHARU EBIHARA(ARNKA) 銀行名:The Siam Commercial Bank 支店名:Payap University Sub Branch 口座番号:802−2−06137−3 ------------------------------------------------------ The Association for the Rescue of North Korean Abductees, Chiangmai(ARNKA) 北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ 代 表 海老原 智治 (Tomoharu EBIHARA) Thai-Japan Center, Payap University Super Highway RD., A.Muang Chiangmai 50000 Thailand infoarnka[@]gmail.com メール送信の際はかっこを外して下さい。 ------------------------------------------------------ |