★ ARNKAメール報第124号 2008.12.17 |
■ アセアン人権機構の新設に向けて作業が前進 ■ アセアンが2009年中の新設を目指し内容と枠組みが協議されている「人権機構」について、2008年12月11日-13日にジャカルタで第6回目の高級実務作業会合が開催されました。 2008年12月15日のタイ外務省リリースによると、今回の第6回会合では、人権機構の枠組みを次のアセアン外相会議に諮るため、1月13-15日にブルネイで行われる第7回会合で人権機関第1次枠組書を取りまとめることで合意したということです。 また、人権機構の年2回の定期会合と必要に応じた臨時会合の開催や、人権機構からアセアン外相会議へ報告と提案を行うこと等を枠組書に盛り込むことで、合意が得られたということです。 アセアン諸国は拉致と難民(脱北者)の双方で北朝鮮の人権問題と関連が深く、北朝鮮拉致被害はタイ人のアノーチャー・パンチョイさんをはじめ、マレーシア人、シンガポール人にも及んでいます。 北朝鮮難民においても、タイをはじめラオス・ベトナム・カンボジアといった南中国に近いアセアン諸国は、モンゴルと並び北朝鮮難民の最大の脱出先の一つとなっています。さらには、北朝鮮工作員のタイ人やフィリピン人への偽装も明らかになっています。 アセアン人権機構は、加盟各国に対する強制力を持たない位置づけになる見通しであることがすでに報じられていますが、北朝鮮によるアセアン国民に対する人権侵害である拉致と、アセアン域内に滞留する北朝鮮難民の状況改善に関しても何らかの関与がなされるよう、関係各方面が人権機構に対して働きかけることが期待されます。 ------------------------------------------------------ ARNKA(アーンカ)メール報の定期受信は本会までメールでお申込下さい。ARNKA メール報が不要の方も同様にご連絡下さい。 ------------------------------------------------------ ARNKA配布資料 メールでお申込下さい。添付ファイルでお送りいたします(無料)。 1.タイ人拉致被害者アノーチャー・パンジョイさん個人史 (タイ語版・英語版・日本語版) 2.北朝鮮拉致問題に関するタイ外相インタビュー記事日本語訳[2006年2月] 3.タイ人拉致被害者実兄の思い [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙] (タイ語版・英語版・日本語版) 4.タイ外務省ウェブサイトの北朝鮮紹介ページ日本語全訳 [タイ-北朝鮮関係の基礎資料] 5.タイ−北朝鮮貿易額統計2001−2005年 [タイは04年より北朝鮮の対外貿易高第3位](タイ語版・日本語版) 6.日本の北朝鮮人権法タイ語訳 7.タイ人拉致問題パンフレット[A4両面三つ折用](タイ語版・英語版・日本語版) ------------------------------------------------------ ARNKAの活動は支援者の皆様の寄付で賄われています。 拉致問題の一刻も早い解決のために皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。 ご寄付の振込先 口座名義:TOMOHARU EBIHARA(ARNKA) 銀行名:The Siam Commercial Bank 支店名:Payap University Sub Branch 口座番号:802−2−06137−3 ------------------------------------------------------ The Association for the Rescue of North Korean Abductees, Chiangmai(ARNKA) 北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ 代 表 海老原 智治 (Tomoharu EBIHARA) Thai-Japan Center, Payap University Super Highway RD., A.Muang Chiangmai 50000 Thailand infoarnka[@]gmail.com メール送信の際はかっこを外して下さい。 ------------------------------------------------------ |