★ ARNKAメール報第142号 2009.07.09
■ タイ人拉致被害者アノーチャーさんの家族が誕生日寄進式を実施へ ■


 タイ人拉致被害者アノーチャー・パンチョイさんは、2009年7月12日(日)に満55歳の誕生日を迎えます。
 1978年5月にマカオから拉致されていることから、アノーチャーさんは北朝鮮の地で、拉致後31回目の誕生日を迎える ことになります。

 仏教国のタイでは、家族の誕生日には 仏事として「誕生日寄進式」を行う習慣があります。
 家族全員が僧侶に寄進を行うことにより、誕生日を迎えた人の安寧を仏様に願うというものです。
 この寄進式を今年もアノーチャーさんの家族が実施します。これは健在者に対して行う行事であることから、「アノーチャーさんは北朝鮮で今も健在であり安寧と一刻も早い帰還を願う」という家族の思いを込めるものです。

 アノーチャーさんの家族は、1978年にアノーチャーさんが行方不明になってから2005年の拉致判明までの27年間は、消息も生死もわからず再会を半ばあきらめかけていたこともあって、アノーチャーさんの誕生日寄進式を行ってきませんでした。
 しかし、2005年のチャールズ・ジェンキンスさんの証言からアノーチャーさんが北朝鮮に拉致されていたことが明らかになったことにより、翌2006年の誕生日からアノーチャーさんの安寧と一刻も早い帰還を願って誕生日寄進式を再開しました。

 今年の誕生日寄進式は、2009年7月12日(日)午前10時よりチェンマイ県サンカンペーン郡ファイサーイ村のノーンセ寺で行われます。
 ノーンセ寺はアノーチャーさんの実家がある集落の寺院で、境内にはアノーチャーさんが学んだノーンセ寺小学校があります。

 寄進式には支援者も参加することが出来ます。
 チェンマイ近郊にお住まいで参加を希望される方は、事前にARNKAまでメールでお問い合わせください。

-----------------------------------------------------
ARNKA(アーンカ)メール報の定期受信は本会までメールでお申込下さい。ARNKA メール報が不要の方も同様にご連絡下さい。
------------------------------------------------------
ARNKA配布資料 メールでお申込下さい。添付ファイルでお送りいたします(無料)。
1.タイ人拉致被害者アノーチャー・パンジョイさん個人史
  (タイ語版・英語版・日本語版)
2.北朝鮮拉致問題に関するタイ外相インタビュー記事日本語訳[2006年2月]
3.タイ人拉致被害者実兄の思い
  [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙]
  (タイ語版・英語版・日本語版)
4.タイ外務省ウェブサイトの北朝鮮紹介ページ日本語全訳
  [タイ-北朝鮮関係の基礎資料]
5.タイ−北朝鮮貿易額統計2001−2005年
  [タイは04年より北朝鮮の対外貿易高第3位](タイ語版・日本語版)
6.日本の北朝鮮人権法タイ語訳
7.タイ人拉致問題パンフレット[A4両面三つ折用](タイ語版・英語版・日本語版)
------------------------------------------------------
ARNKAの活動は支援者の皆様の寄付で賄われています。
拉致問題の一刻も早い解決のために皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。
ご寄付の振込先
口座名義:TOMOHARU EBIHARA(ARNKA)
銀行名:The Siam Commercial Bank
支店名:Payap University Sub Branch
口座番号:802−2−06137−3
------------------------------------------------------
The Association for the Rescue of North Korean Abductees, Chiangmai(ARNKA)
北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ
代 表 海老原 智治 (Tomoharu EBIHARA)
連絡先↓;(会の事務所ではありません)
Thai-Japan Center, Payap University
Super Highway RD., A.Muang Chiangmai 50000 Thailand
infoarnka[@]gmail.com
メール送信の際はかっこを外して下さい。
------------------------------------------------------