★ ARNKAメール報第143号 2009.07.10
■ 国連人権理事会強制的失踪作業部会に救済申し立て タイ人拉致 ■


 タイ人拉致被害者アノーチャー・パンチョイさんの家族は本日2009年7月10日、国連人権理事会強制的失踪作業部会(本部:スイス・ジュネーブ)に対して、ARNKAを通じてタイ・バンコクの国連事務所に申請書を提出し、救済の申し立てを行いました。
 同作業部会への申し立ては、強制的失踪の被害者家族や家族の同意を受けた支援団体が、自国政府等を通すことなく直接申請を行うことができます。
 今後検討の上、早ければ同作業部会の2009年第3回セッション(開催日時未定。今年9月〜12月の見込み)で取り上げられる見通しです。

 北朝鮮拉致被害の同作業部会への申し立ては、これまで、日本人拉致・韓国人拉致についてなされていました。
 タイ人拉致はこれまで、専ら自国政府であるタイ政府対して救援の働きかけを行って来ましたが、今回の救済申し立てにより、タイ人拉致が初めて国際機関に持ち込まれることになります。

 アノーチャーさんの家族は、アノーチャーさんの誕生日となる7月12日(日)にチェンマイ郊外の実家近くの仏教寺院で、早期帰還を願う「誕生日寄進式」を行いますが、家族がその席で、今回の国連への救済申し立てについての談話を発表する予定です。

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1.タイ人拉致被害者アノーチャー・パンジョイさん個人史
  (タイ語版・英語版・日本語版)
2.北朝鮮拉致問題に関するタイ外相インタビュー記事日本語訳[2006年2月]
3.タイ人拉致被害者実兄の思い
  [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙]
  (タイ語版・英語版・日本語版)
4.タイ外務省ウェブサイトの北朝鮮紹介ページ日本語全訳
  [タイ-北朝鮮関係の基礎資料]
5.タイ−北朝鮮貿易額統計2001−2005年
  [タイは04年より北朝鮮の対外貿易高第3位](タイ語版・日本語版)
6.日本の北朝鮮人権法タイ語訳
7.タイ人拉致問題パンフレット[A4両面三つ折用](タイ語版・英語版・日本語版)
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