★ ARNKAメール報第145号 2009.07.23
■ タイで開催のアセアン地域フォーラム 議長総括を発表 ■


 タイ・プーケットで開催の「アセアン地域フォーラム(ARF)」(アセアン10ヶ国+日・アメリカ・ロシア・中・韓・インド・豪・ニュージーランドの外相及び北朝鮮外務省無任所大使)は、本日2009年7月23日に議長総括を発表しました。

 北朝鮮に関連する部分は以下の通りです。

「複数国の外相は、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)による最近の核実験及びミサイル発射を強く非難した。
 複数国の外相は、北朝鮮のこれらの行動は地域の平和と安定及び不拡散枠組みに悪影響を及ぼすと見なし、最近の北朝鮮による関連安保理決議違反に起因する国連安保理決議第1874号(2009年)を、国連全加盟国が完全履行に専心するよう強く求めた。
 複数国の外相は、関係各国の平和と安定は、政治的・外交的手段により保護されるべきだとの強い確信を表明した。また、朝鮮半島の非核化及び国際社会の人道上の懸念に関する6か国協議の再開を含め、関係する全方面による対話と協調を支持した。
 複数国の外相はまた、2005年9月19日共同声明を完全履行することの重要性を強調し、関係するすべての方面が北東アジアの状況をより悪化させ得るすべての行動を自制することを期待した。」

「北朝鮮は、国連安保理決議第1874号はアメリカの扇動により採択されたものだとして承認せず、同決議を拒絶した。また、朝鮮半島に特有な安全保障状況は半世紀以上にもわたる韓国への米軍の駐留であってこれが朝鮮半島の状況を考える上で極めて重大であることを強調し、現在朝鮮半島の状況を悪化させているのはアメリカの敵対政策の所産であり、6か国協議はすでに破綻しているとした。」

(ソース:タイ外務省ウェブサイト)
http://www.mfa.go.th/web/35.php?id=22769

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