★ ARNKAメール報第157号 2009.12.05 |
■ 北朝鮮の駐タイ大使が長期不在 ■ 北朝鮮のオ・ヨンソン駐タイ大使は、今年1月末にタイのカシット外相と面会して今年の北朝鮮の外交方針等を伝えて以降はタイ政府との接触もほとんどなく、2~3月頃に北朝鮮に帰国したきりタイに再赴任せずに長期不在が続いています。 2006年2月にタイに着任したオ・ヨンソン大使の任期は2010年1月にも終わり、近く新任の大使が任命される見込みです。 バンコクの在タイ北朝鮮大使館には、タイ政府届け出ベースで大使を含め7人の外交官がいます。 同大使館は各地の北朝鮮大使館同様、大使館が独自に現地調達する資金で運営され、本国への送金も課されていると見られていますが、不況の影響を大きく受けているものと見られます。 バンコク市内に開設されていた北朝鮮レストランも休店となり、同大使館は今年も去年に続き2年続けてナショナルデーの記念レセプションさえも開催しないなど、厳しい資金情勢を反映したと見られる動きを見せています。 タイと北朝鮮は1975年に国交を結んでいます。 北朝鮮は当初タイに大使館を開設せず、駐ビルマ(当時)大使が駐タイ大使を兼任する形を取ってきました。 1979年にはバンコクに貿易代表事務所を開設しました。1991年になって貿易代表事務所を格上げする形で在タイ大使館を開設しました。 一方、タイは国交を結んでから現在まで、北朝鮮国内に大使館及びその他の政府代表的な機関を開設しておらず、平壌に常駐するタイ政府職員はいません。 北京の在中国タイ大使館は北朝鮮を兼轄し、駐中国タイ大使は北京に常駐しながら北朝鮮大使を兼任しています。 ----------------------------------------------------- ARNKA(アーンカ)メール報の定期受信は本会までメールでお申込下さい。 ARNKAメール報が不要の方も同様にご連絡下さい。 ------------------------------------------------------ ARNKA配布資料 メールでお申込下さい。添付ファイルでお送りいたします(無料)。 1.タイ人拉致被害者アノーチャー・パンジョイさん個人史 (タイ語版・英語版・日本語版) 2.北朝鮮拉致問題に関するタイ外相インタビュー記事日本語訳[2006年2月] 3.タイ人拉致被害者実兄の思い [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙] (タイ語版・英語版・日本語版) 4.タイ外務省ウェブサイトの北朝鮮紹介ページ日本語全訳 [タイ-北朝鮮関係の基礎資料] 5.タイ-北朝鮮貿易額統計2001-2005年 [タイは04年より北朝鮮の対外貿易高第3位](タイ語版・日本語版) 6.日本の北朝鮮人権法タイ語訳 7.タイ人拉致問題パンフレット[A4両面三つ折用](タイ語版・英語版・日本語版) ------------------------------------------------------ ARNKAの活動は支援者の皆様の寄付で賄われています。 拉致問題の一刻も早い解決のために皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。 ご寄付の振込先 口座名義:TOMOHARU EBIHARA(ARNKA) 銀行名:The Siam Commercial Bank 支店名:Payap University Sub Branch 口座番号:802-2-06137-3 ------------------------------------------------------ The Association for the Rescue of North Korean Abductees, Chiangmai(ARNKA) 北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ 代 表 海老原 智治 (Tomoharu EBIHARA) 連絡先↓;(会の事務所ではありません) Thai-Japan Center, Payap University Super Highway RD., A.Muang Chiangmai 50000 Thailand infoarnka[@]gmail.com メール送信の際はかっこを外して下さい。 www.arnka.com/ ------------------------------------------------------ |