★ ARNKAメール報第166号 2010.02.20 |
■ タイが国連人権理事国に立候補 ■ タイ外務省は2010年2月19日、タイが2010年5月の国連総会で行われる国連人権理事会理事国選挙に立候補することを発表しました。 2010年の理事国選挙は、アジア地域枠からの改選国数は4ヶ国です。 アジアからは現在までに、タイ以外にもマレーシア、カタール、イラン、モルジブの計5ヶ国が立候補を表明しています。 国連人権理事会は、従来の国連人権委員会に代えて2006年に新設され、47の理事国で構成されます。 理事国には地域枠があり、アジア13ヶ国、アフリカ13ヶ国、ラテンアメリカ8ヶ国、東欧6ヶ国、西欧7ヶ国となっています。 理事国の任期は3年で、連続再選は2選まで可能です。 2006年の第1回選挙での選出国のみ、1年任期・2年任期・3年任期の3グループに分けられ、以後は毎年、3分の1ずつが改選されるシステムになっています。 以下に、立候補を表明するタイ外務省リリースの抄訳を紹介します。 ソース:タイ外務省ウェブサイト http://www.mfa.go.th/web/200.php?id=23959--------------------------------------------- タイの2010-2013年国連人権理事国立候補の件 タイ政府は、2010-2013年国連人権理事国選挙への立候補を発表する。 タイの現政権は、国内の人権擁護推進政策を重視してきた。 人権保護はタイの外交政策でも重要な位置を占めている。タイ政府は、タイ上院に対して 「タイ政府は、平和と安定の維持及び回復、民主主義的価値・人権・人道・人間の安全、に影響をもたらすあらゆる形態の国境移動に関する保護と推進、それに国際的な人権規範の構築について、国際社会と連携してその推進に役割を果たしてゆく。」 と表明している。 2006年に設置された国連人権理事会は、人権の保護と推進に関して国連の枠組みおける基礎的メカニズムである。加盟国が人権侵害の防止と改善を行うよう、人権保護の推進、人権状況の追跡と調査を行う役割を有している。 人権理事会に関する国連総会決議第60/251は、理事国に選ばれようとする国に対して、「国内人権保護推進の現状に関する文書」、及び「今後の人権保護推進展望に関する任意コミットメント」を提出するよう定めている。 2010年1月19日に上記の任意コミットメントが閣議了解されたことを受けて、各国が投票国を検討する上での資料となるよう、タイ外務省は2月19日、この任意コミットメントをタイ国内の外交団及び関係部署に送付した。 ----------------------------------------------------- ARNKA(アーンカ)メール報の定期受信は本会までメールでお申込下さい。 ARNKAメール報が不要の方も同様にご連絡下さい。 ------------------------------------------------------ ARNKA配布資料 メールでお申込下さい。添付ファイルでお送りいたします(無料)。 1.タイ人拉致被害者アノーチャー・パンジョイさん個人史 (タイ語版・英語版・日本語版) 2.北朝鮮拉致問題に関するタイ外相インタビュー記事日本語訳[2006年2月] 3.タイ人拉致被害者実兄の思い [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙] (タイ語版・英語版・日本語版) 4.タイ外務省ウェブサイトの北朝鮮紹介ページ日本語全訳 [タイ-北朝鮮関係の基礎資料] 5.タイ-北朝鮮貿易額統計2001-2005年 [タイは04年より北朝鮮の対外貿易高第3位](タイ語版・日本語版) 6.日本の北朝鮮人権法タイ語訳 7.タイ人拉致問題パンフレット[A4両面三つ折用](タイ語版・英語版・日本語版) ------------------------------------------------------ ARNKAの活動は支援者の皆様の寄付で賄われています。 拉致問題の一刻も早い解決のために皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。 ご寄付の振込先 口座名義: TOMOHARU EBIHARA(ARNKA) 銀行名: The Siam Commercial Bank 支店名: Payap University Sub Branch 口座番号: 802-2-06137-3 ------------------------------------------------------ The Association for the Rescue of North Korean Abductees, Chiangmai(ARNKA) 北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ 代 表 海老原 智治 (Tomoharu EBIHARA) 連絡先↓;(会の事務所ではありません) Thai-Japan Center, Payap University Super Highway RD., A.Muang Chiangmai 50000 Thailand infoarnka[@]gmail.com メール送信の際はかっこを外して下さい。 www.arnka.com/ ------------------------------------------------------ |