★ ARNKAメール報第42号 2006.12.29
■在チェンマイ日本総領事に面会 東京拉致国際会議のチェンマイからの参加者ら■


  2006年12月27日に在チェンマイ日本国総領事館において、去る12月13日に東京で開催された拉致国際会議(主催:「家族会」「救う会」「拉致議連」後援:日本外務省)のチェンマイからの参加者2名(タイ人拉致被害者甥バンジョンさん・ARNKA海老原)が、帰国報告を兼ねて篠原勝弘チェンマイ総領事に表敬面会しました。
  タイ人拉致被害者実兄スカム・パンジョイさんも同行しました。

  バンジョンさんからは会議出席の様子や感想が報告されました。
  ARNKA海老原からは、タイ人拉致被害者アノーチャーに関する詳細な記述があるジェンキンスさんの著書『告白』、及び、脱北者へのインタビューをまとめた英書『アー・ゼイ・テリング・アス・ザ・トルゥース』それぞれのタイ語翻訳版について、タイで2007年前半の出版を目指していること、2007年半ばにはタイで北朝鮮人権状況国際会議を開催する計画がある旨が報告されました。
  スカムさんは、実妹であるアノーチャーさんが失踪した直後の家族の状況や、昨年10月に突然、アノーチャーさんが拉致されたという消息を伝える報道に接した際の思いなどを語りました。
  篠原総領事からは「国際連携の観点からぜひ今後とも連絡を取り合って行きたい」との表明がありました。


面会の概要

日 時: 2006年12月27日 10:30から
場 所: 在チェンマイ日本国総領事館(タイ)
面会者:
総領事館=篠原勝弘総領事、堀越久男領事
東京拉致国際会議出席者= バンジョン・パンジョイ(タイ人拉致被害者甥)、海老原智治(支援団体ARNKA代表)
タイ人拉致被害者家族= スカム・パンジョイ(タイ人拉致被害者実兄)


■タイ外相が表明した、タイ政府による拉致問題への取り組み■

  東京拉致問題国際会議への出席に先立つ2006年12月7日に、拉致被害者甥バンジョン・パンジョイさんとARNKA代表海老原がタイのニット外相に面会しました。
  この面会を伝えるタイ外務省リリース(ニット外相から表明されたタイ政府の今後のタイ人拉致問題に対する取り組みを含む)の邦訳が、在東京タイ大使館ウェブサイトに掲載されています。

■「アノーチャーさん個人史」韓国語版を配布しています■

  本会では、タイ人拉致被害者アノーチャーさんの生い立ちをまとめた「個人史」を、タイ語・英語・日本語で作成しておりましたが、韓国在住の韓国人ボランティアの手により、新たに韓国語版が完成しました。
  メール添付書類にて無料で配布しています。ご入用の方は本会までメールでご請求下さい。


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ARNKA配布資料 メールでお申込下さい。添付ファイルでお送りいたします(無料)。
1.タイ人拉致被害者アノーチャー・パンジョイさん個人史
  (タイ語版・英語版・日本語版)
2.北朝鮮拉致問題に関するタイ外相インタビュー記事日本語訳[2006年2月]
3.タイ人拉致被害者実兄の思い
  [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙]
  (タイ語版・英語版・日本語版)
4.タイ外務省ウェブサイトの北朝鮮紹介ページ日本語全訳
  [タイ-北朝鮮関係の基礎資料]
5.タイ−北朝鮮貿易額統計2001−2005年
  [タイは04年より北朝鮮の対外貿易高第3位](タイ語版・日本語版)
6.日本の北朝鮮人権法タイ語訳
7.タイ人拉致問題パンフレット[A4両面三つ折用](タイ語版・英語版・日本語版)
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The Association for the Rescue of North Korean Abductees, Chiangmai(ARNKA)
北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ
代 表 海老原 智治 (Tomoharu EBIHARA)
Japanese Department,Payap University
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