★ ARNKAメール報第48号 2007.02.07
■『告白』と『彼らは真実を語っているのか』タイ語版の翻訳作業が終了■


 本会ではタイ人拉致問題の最重要文献であるチャールズ・R・ジェンキンスさんの著書『告白』(角川書店)と、北朝鮮から脱出した難民(脱北者)へのインタビューをまとめた貴重な英語書籍『アー・ゼイ・テリング・アス・ザ・トゥルース』[彼らは真実を語っているのか](晩声社)タイ語版の自費出版準備を進めております。

 1月末までで、両書籍のタイ語翻訳作業が終了しました。

 2007年半ばの出版を目指しております。

 タイ人拉致被害者で現在存在が明らかになっているのは、チェンマイ県出身のアノーチャー・パンジョイさん1名ですが、本人を確定する極めて大きな手がかりとなったのが、『告白』の中の拉致されたタイ人女性「アノーチェ」に関する詳細な記述です。
 『告白』タイ語版には、日本語版にはない部分として、タイ政府関係者の書き下ろしによる、タイ政府が拉致被害者アノーチャー・パンジョイさんを確定するまでの取り組みの章の追加を予定しております。

 また、北朝鮮政府による自国民への人権侵害の結果として、多くの北朝鮮難民(脱北者)が発生しており、タイには毎年多数が助けを求めて参ります。
 『アー・ゼイ・テリング・アス・ザ・トゥルース』をタイ社会に問うことで、このような北朝鮮による人権侵害の実態を、より体系的にタイで社会発信できるものと考えています。

 自費出版のためご寄付をタイ国内外の支援者の皆様より引き続き受け付けております。
 暖かいご支援をお願い申し上げます。

■『告白』(チャールズ・ジェンキンス著)日本語版を実費頒布しています■
[タイ国内のみ]

 本書のタイ人女性「アノーチェ」の詳細な記載から、拉致被害者アノーチャー・パンジョイさんの存在が明らかになりました。タイ人拉致の根本資料であることから、日本からの取り寄せ実費のみで頒布しています。
 ぜひ本書を一読下さい。メールでお申込下さい。(ハードカバー:650バーツ。EMS送料無料)


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ARNKA(アーンカ)メール報の定期受信は本会までメールでお申込下さい。ARNKA メール報が不要の方も同様にご連絡下さい。
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ARNKA配布資料 メールでお申込下さい。添付ファイルでお送りいたします(無料)。
1.タイ人拉致被害者アノーチャー・パンジョイさん個人史
  (タイ語版・英語版・日本語版)
2.北朝鮮拉致問題に関するタイ外相インタビュー記事日本語訳[2006年2月]
3.タイ人拉致被害者実兄の思い
  [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙]
  (タイ語版・英語版・日本語版)
4.タイ外務省ウェブサイトの北朝鮮紹介ページ日本語全訳
  [タイ-北朝鮮関係の基礎資料]
5.タイ−北朝鮮貿易額統計2001−2005年
  [タイは04年より北朝鮮の対外貿易高第3位](タイ語版・日本語版)
6.日本の北朝鮮人権法タイ語訳
7.タイ人拉致問題パンフレット[A4両面三つ折用](タイ語版・英語版・日本語版)
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ARNKAの活動は支援者の皆様の寄付で賄われています。
拉致問題の一刻も早い解決のために皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。
ご寄付の振込先
口座名義:TOMOHARU EBIHARA(ARNKA)
銀行名:The Siam Commercial Bank
支店名:Payap University Sub Branch
口座番号:802−2−06137−3
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The Association for the Rescue of North Korean Abductees, Chiangmai(ARNKA)
北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ
代 表 海老原 智治 (Tomoharu EBIHARA)
Japanese Department,Payap University
Super Highway RD., A.Muang Chiangmai 50000 Thailand
infoarnka[@]gmail.com
メール送信の際はかっこを外して下さい。
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