★ ARNKAメール報第63号 2007.04.27
■タイの入管収容所内で脱北者がハンスト■


 本会に寄せられた情報によると、バンコクの入国管理局収容所に収容されている北朝鮮の女性317人のうち314人が、5日間のハンガーストライキに入っているということです。
 ストライキ参加者の要求は、収容所内の待遇改善と早期の韓国への送還を求めると言うもので、このうちうち3人は韓国大使館員の説得に応じて夕食をとったものの、残り全員が夕食を取ることを拒否したそうです。

 現在の収容所内の状況は悪化しており、女性を収容するバンコクの入国監理局の房は100名が収容能力であるのに、ここに317名が詰め込まれており、収容能力の3倍と言う超過密で、一度立ち上がったならば座る場所がないほどだそうです。
 そのために収容者のフラストレーションは高まり、喧嘩が絶えず、また、収容所内に設備されている4箇所のトイレのうち2箇所が故障し使えないということです。
 さらに、熱帯の高温多湿のためシャワーは欠かせないが、それもままならない状況にあり、天井のファンは2箇所しかなく冷房施設も過密な収容状況にほとんど効果がない状況状況であると言うことです。

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3.タイ人拉致被害者実兄の思い
  [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙]
  (タイ語版・英語版・日本語版)
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