★ ARNKAメール報第64号 2007.05.03
■タイを国連食料計画の執行理事会メンバーに選出■


 タイ外務省は2007年5月2日の定例記者会見で、タイが4月25日の国連社会経済理事会において、国連食料計画(WFP)の執行理事会メンバーに選出された発表しました。
 同省の発表によると、タイは世界最大の国際人道支援機関であるWFPの執行理事会メンバーとなることによって、とりわけ国民の大半が貧困と食料不足にさらされている国での、自然災害及び人為的理由によってもたらされた飢餓に対する食糧支援により役割を果してゆくことになるとしています。

 WFPは1995-2005年までの10年間北朝鮮に緊急食糧支援を行ない、2006年5月にはさらに2年間、15万トンの食糧援助を行う合意を交わしています。
 北朝鮮は2007年3月末にも、今年数百万トンの食糧が不足するとしてWFPに緊急の追加食糧援助を要請しています。

 WFPは北朝鮮への食料援助で中心的な役割を果してきており、今後タイが国連食料計画を通して北朝鮮の飢餓の現状に対する認識と役割を高めることになれば、最近タイへの流入数がとみに増加している北朝鮮難民(脱北者)に対する認識と対応を含め、タイの対北朝鮮政策の変化に繋がる可能性があると思われます。

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3.タイ人拉致被害者実兄の思い
  [2006年4月ReACH/CHNK共催ワシントン拉致被害者救援コンサートで読まれた手紙]
  (タイ語版・英語版・日本語版)
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  [タイ-北朝鮮関係の基礎資料]
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  [タイは04年より北朝鮮の対外貿易高第3位](タイ語版・日本語版)
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