★ ARNKAメール報第93号 2008.02.24
■ タイ新首相の施政方針演説(1) 外交政策 ■


 タイは2006年9月19日に軍事クーデターが発生し当時のタクシン首相が追われ、暫定政権による統治が続いていましたが、2007年12月23日には民政完全移管のための下院総選挙が実施され民選議会が復活し、2008年2月6日にはサマック・スンタラウェート新首相が就任しました。

 まだ3月2日の上院議員選挙を残してはいますが、タイの民政移管がほぼ完了したことになります。

 サマック首相は2008年2月18日に、国会で民政移管後初となる施政方針演説を行い、注目を集めました。

 同演説の主だった内容はすでに報道されていますが、ここでは同演説のうちから特に、タイの拉致問題や北朝鮮問題に関する対応に関連すると考えられる、外交政策及び安全保障政策に焦点を当てて、当該部分の全訳を紹介することにします。

 長文なので2回に分け、今回は外交政策の部分のみをお送りします。

 なお、施政方針演説は冒頭で、就任1年目に早急に取り組むべき課題を19項目挙げていますが、そこには拉致及び北朝鮮問題関連の言及はありませんでした。

ソース:タイ内閣府・サマック首相施政方針演説全文(タイ語のみ)

http://media.thaigov.go.th/pageconfig/viewcontent/viewcontent1.asp?pageid=471&directory=1796&contents=15860



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